2019年中途入社
佐藤 翔
現場作業員お酒、特に日本酒が好きで、仕事終わりにはほぼ毎日。お気に入りの銘柄は地元秋田の銘酒「新政」。長年の実家暮らしを経て、自立のために2年前に東京へ。
普通ではないレアな職業に興味を持った
地元の学校卒業後、土木関係や塗装業などで外仕事を中心に正社員として勤務していました。独り立ちしないといけないと思い始めて、今から2年前に上京を決意。転職サイトで仕事を探している中で、高所ガラス清掃作業という仕事の存在を知りました。高層ビルが多い東京ならではの仕事だなと感じたことや、ちょっと普通ではないレアな職種に興味を持ちました。これまでにも、屋根の上など高いところの作業も苦にしなかったこともあるし、高所作業ならではのロープワークにも興味があった。直感的に楽しそうだなと感じて、この仕事に就く決断をしました。
室内から始めて、ガラス掃除のノウハウを学ぶ
まったくの未経験で入社したこともあり、最初は徹底して安全対策や基礎を教えられました。研修や講習会にも参加しながら、高所作業に必要な資格を取っていきます。並行して、まずはビル内のガラスなどを清掃する仕事から始まりました。一見、簡単そうに見えるのですが、丁寧なだけでもダメ、早いだけでもダメ、両方できてしかもキレイに仕上がらないといけません。これがなかなか難しくて、室内のガラスを納得できる仕上がりになるまで、一ヶ月近くかかりましたね。それができるようになると、次は室内の拭き取りが難しい場所の清掃などを覚えていって、一通りの室内清掃は納得できる仕上げができるようになりました。
入社3ヶ月目で本格的にロープ作業を開始
室内の清掃ができるようになると、いよいよ室外の作業に入っていきます。まずは、地上からポールを使った清掃を覚えて、できるようになると次は足場からのポール清掃と、少しずつ高さがある清掃作業へとステップアップしていきます。そうやって地上からの作業の限界までできるようになると、ついに屋上に上がって、上から下がっていく作業をするようになります。もちろん、先輩社員がテクニックや注意点などを丁寧に教えてくれるので、思ったほどは難しいとは感じませんでした。結果、私の場合は3ヶ月ほどで、一人でロープワーク作業ができるようになりました。
この仕事だからこそ見える景色は最高です
屋上からロープを使っての作業では、最初はやはり恐怖心が芽生えましたが、それもすぐに慣れてきて、いつの間にか怖いという感覚はなくなりました。ビルによってはロープではなく、ゴンドラを使ってのガラス清掃作業があるのですが、私の場合は、ゴンドラの方が風の影響を受けやすい分、怖さを感じるくらいです。ロープワーク作業はふだんの生活ではまず体験することがない高さからの景色が見れて、本当に気持ちが良いんです。これはこの仕事ならではの醍醐味ですね。特に、作業の終了報告の際には、ビルのオーナー様から直接、「キレイになりましたね」と感謝を言われることもあります。これは本当にテンション上がりますね。一方で、先輩からは時々、「まだ汚いよ」と言われることがあります。そこは早く注意されないレベルにまでテクニックを上げていきたいと思います。
アットホームでラフな風土がオススメです
私も未経験で入社しているので、同じように未経験でも興味を持ったなら、ぜひ応募して欲しいと思います。私も先輩から丁寧に教えていただき、わずか3ヶ月で一通りの清掃ができるようになったので、もし未経験者が入ってきた場合は、今度は私がいろいろとサポートしたいと思っています。今でも先輩の仕上がりには遠く及びませんし、一緒に仕事をしているとその差を痛感する日々です。先輩は速さもあって、なお仕上がりもキレイ。まだまだ追いつけるには時間がかかると思いますが、新しく入社してくる人たちと一緒に切磋琢磨しながら、テクニックを磨いていけたらなと思っています。アットホームで上下関係も良い意味でラフな風土なので、きっと楽しく仕事ができると思いますよ。
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